だんなさんのブログでも登場してます。

20150625_1013061

おデコな毎日

陶芸家をしているだんなさんの
工房・教室・釣り(?にはなかなか行けないけど)ブログ、
昨年11月から始まりました。

そこに私も登場しています。

というか、私がメインで書くことになりそうな??(^^;)

ひますけとだんなさんとの面白おかしい
(つもりはないけど、なんだかそうなっちゃう)
毎日のこと、時々つづっていきます。
こちらも時々のぞいてみてください!m(_ _ )m


ビビッてたけど、大丈夫だったこと。(授乳のこと)

産む前、授乳してて乾燥したりして
乳首が切れるとか、そんなすぷらったーな話を読んだりしてました。

ヒィィィィ(゚Д゚;)

怖がりで痛いのがとみに嫌で、な私は
どうしたらそれから逃れられるか
色々調べたりしてました。
入院中にオリーブオイルでお乳のマッサージしたり。

でも、病院では「清浄綿で授乳前後に乳房をふいて」と教わるし、
乳首が切れないように保護クリームをぬってたっていう口コミを読んで
それを買ってみたりしたけど、
ぬってすぐじゃ美味しくないらしくていやがるし、
授乳間隔がみじかいから、クリームぬって乾く暇もないし…(;´・ω・)

どうしたもんやらー(T_T)

悩みながら乳を含ませてました。
そしたらある時、どこかのお産婆さんの話だったか
助産院のWebサイトでだったか
目からウロコなことを読みました。

「授乳の前には軽く乳房をしぼったタオルでふくくらいで、
終わったら、残った乳汁(おっぱい)を乳首にぬっておけば大丈夫」

ええええええ!!!((゚Д゚;)))
そんなの聞いたことなかったけど!!??

でも、よくよく考えてみたら、太古の昔からひとは授乳してきたわけです。
そんな昔から清浄綿なんてないし、
そんな大昔でもそこまで人類の構造は変わってないだろうし。

そのサイトに書いてあったのは、
乳汁には本来殺菌成分が入ってるんだそうです。
その力で、乳首にぬっておけば、
赤ちゃんが次に口に含んでも大丈夫なんだとか。
それに、乳首を保護する成分もあるんだそうで、
ナニその至れり尽くせり具合!!

それを知って以来、保護クリームぬるのも、
清浄綿でのこまめな除菌?もしてません。
それでも半年以上、ひますけは風邪もひかず
元気に育ってきて、もちろん乳首が切れるとかもありませんでした。

歯が生えてきてかじられたときは、
まだ6ヶ月だったけど、しっかり叱りました。
「やめてよーいたいじゃんー( ;∀;)」では全く効果なかったけど、
赤ちゃんでもきちんとした態度で叱れば分かる、と
(これも何かで読んで、なるほどと思ってたので)
実践。

「めっ!かんだらダメ!!痛いのはしちゃダメ!」
「かんだらおっぱいさんは無しだよ!
かんだらかーちゃん痛いんだよ!ダメ!!」

ひますけはちょっと考えてたのか、
少したってから
かまずに、そっと乳を飲み始めました。

あとでだんなさんの指を本気でかんでたときも、
同じように叱りました。
その時も、かむのをやめて、そっと指をしゃぶってました。

そこでぎゅーっとして、たくさんほめて。
そしたらひますけもうれしそうでした。

たくさんある清浄綿は、時々手を拭いたり、
別のことに使ってます。

昔から続いてきてることは、
昔からのやり方がいいこともあるんだなぁ。

医療行為とかのことは別として。

そんなことが、勉強になりました。

【 のこったおっぱいを授乳後の乳首にちょびっとぬるだけ }

お金もかからず、簡単でまちがいない。おススメです(^^)


出産後日談。のようなこと。

入院中、お義母さんたちも時々お見舞いに来てくれました。
元気なので、ただただおなかがすきました
って言ってるだけだったけど、
こんなのあげるー、と、前にかわいいタオルハンカチをくれてたので、
入院するときに持ってきてました。

産む段になったら、母は来てくれることになってたので、
義母からのプレゼントのハンカチを枕元において、
皆に守られて産むのだ!と決めてました。

濱文様のタオルハンカチが好きで、
それのピンクでベリーみたいなのが描いてあるのでした。

うんうん唸って、あーーーっ!と叫ぶときも
手に握りしめてたハンカチ。
ハンカチごと手すりをつかんでいきんでました。
きっと、私の父も見守ってくれてたと思う。たぶん。

みんなに守られて、ひますけは産まれました。

産まれたよ、って連絡をたぶんだんなさんが入れてくれたんでしょう。
落ち着いたころに、お義母さんたちも入ってきて
「頑張ったねぇお疲れさまだったねぇ」と手をにぎってくれて
すごくほっとしたのを覚えてます。

お義母さんのくれたハンカチも守ってくれたんですよーとか話して、
でもその後子宮収縮にそのまま使ってた促進剤の関係でか
ずっと吐き気があったので、
通常より長めにLDRにいさせてもらって少し寝ました。

車いすで戻る途中、新生児室に入ってたひますけをじーっと見て。
翌朝も、貧血ぎみでフラフラしながら
新生児室に見に行って。

あとで聞きました。
ひますけは、へその緒に結び目ができてたんだそうです。
なんとかって名前も聞いたけど、病名は忘れました。
首に巻きつくとかはよく聞くことだけど、
結び目できるのは、先生たちも珍しいことだと言ってました。

大きくなってからは結び目ができる余地もそんなにないだろうから
きっと早いうちから結んじゃってたんだねぇ、
よくがんばって栄養とってたし
よく出てこられたねぇ。

出産は、ほんとに赤ちゃんの力で出てくるんだなぁ。
そんな状態でも出てきたひますけ。
きっと強く育つんじゃないかなー。
いいんです。親ばか炸裂してます( ̄▽ ̄)

いただきものの服とかおもちゃとか、助かってます。
みなさん、ありがとうございます!

20150625_1013060


ついに出産! 2

その陣痛促進剤、私の体と合わなかったみたいで
吐き気がやってきて
せっかく食べたお昼ご飯もみんなさよーならーーー。

ずっと吐き気があって、
ただでさえ陣痛をむりやり起こしてるのに
早々とヘロヘロになってました。
陣痛の合間には笑って話したりできたけど、
それもつかの間。
手を握ってて!とかよく聞くけど、私の場合は
陣痛が来たら「さわらないで!!」

朝から促進剤の点滴が始まって、
ぐったりしながら午後になると、
急にブツッと音がして、激しくおもらししたような感じ。
ナースコールして「なんか出ちゃったんですけど…( ;∀;)」と言うと
「あら!破水したわねー!」

あらあらまぁまぁ!と先生を呼ぶ助産師さん。
なんとなくチャラい感じの若そうなお兄ちゃん先生が来て
(担当の先生はちょうど夏休み)
「そうですね~破水しましたね~」

え、で…どうなんの私(゚Д゚;)

先生「まだ様子みましょうかー」

いなくなる…。

それからも陣痛は来るので、急きょ、詰めてくれてた母に
だんなさんを呼ぶよう頼み、だんなさんは生徒さんたちにスミマセン!!と言い残して駆けつける。

相変わらず私は陣痛がくると「さわらないで!!」
おさまると笑って話してる。
だんなさんは、所在無げに、どうしたらいいのか、ソワソワ。
今の状態をたとえて話してみました。

私「もうどうしようもないくらいの超特急の下痢なんだけど
絶対出しちゃいけなくて、
でもガマンするのにお腹に力入れてもいけないんだよ」

だんなさん「うわぁ…(゚Д゚;)そ、それは、、、た、大変だ、ね…」

そんな状態から、車いすで分娩室のあるLDRに移動しました。
大好きなクリスマスソングのCDを持ち込んでかけてもらって
1曲聴かないうちに、陣痛が激しくなって
なんかわけわからなくなってきました。

私「お、おなかがいたいですーーーー( ;∀;)」
助産師さん「それが陣痛だからねっ☆」
私「うぅぅ」

そんなコントみたいなやりとりに旦那さんは苦笑してたらしい。
知らんがな。こっちは必死なんだから。

そのうち、なんか息苦しくなってきて、
酸素マスク登場。人生で自分がそんなのすることないと思ってた、酸素マスク。
思ったより楽にならない。むしろ苦しい。はずしてーーー

「あれ、赤ちゃんの心音が下がってますね。」
今さっきまでコントしてた(違)ベテラン助産師さんの顔が真剣になって
おなかのエコーを操る手が、あちこちあちこち探してるんです。

なに、なに!なんなの…( ;∀;)
苦しい、もう今からおなか切ってでも
この子を助けてお願いだから

子宮口の大きさを確かめて、10cmないといけないのが
ずっと4cmから大きくならず、
その間も心音さがってて私は酸素マスク。
(だんなさんもハラハラ)

だんなさんと母もLDRにいたのが、いつ出されちゃったのか
朦朧としてて覚えてませんが、
とにかく錯覚して「うんちが出ちゃう(;o;)」と焦ってたのは覚えてます。

子宮口が一気に4cmから10cmに開いたらしく、
だんなさんは
LDRを追い出されてしまったそうな。
「立ち合いじゃなかったの?聞いてみたら?」と母に言われて
再度看護師さんに聞くと
「今回はちょっと…」と言われる始末。

(だんなさん「今回はちょっと、ってなんだよ!わけわかんないよ!」)

いつの間にかLDRに助産師さんたちが何人もいて、
「このままだと医療処置が必要になるかもしれないから」
ということだったみたいです。
私は酸素マスクだったのが、急に本番になったもんで外されて、
あとはとにかく頑張れ!ってことになって。
超特急の下痢を一生懸命いきまずに逃がしてたのが
「もう踏ん張っていいですよ!」と言われて、どれだけ嬉しかったか!

他に類を見ない解放感。

いいの!?もういいの!!??
うわーーーーーーー!!踏ん張れるーーーー!!

助産師さん「かたーーいうんちを出す感じでね!」

分かりました!まかせて!!

そこから3回くらい踏ん張って、すぐにずるるん!と出てきました。

でたーーーーーー!!!!!

…………あれ?泣かない???

なに、どしたの、赤ちゃんは??泣いた?なに?
どうなってるの?今なに、どうしてるの、赤ちゃんは???

焦って赤ちゃんの方を見ようとしたら、
「ふえっ」
小さかったけど声が聞こえてきて、
助産師さんが「今赤ちゃんきれいにしてるからねー大丈夫よー」

よ、よかった、無事だった(;_;)

うんちまみれになってたらしく、きれいにしてもらって
産まれてすぐの健康チェックをしてもらってたらしいです。
事前にそんな話聞いたような気もするけど、すっかり忘れてた。
焦りました。

もっと焦ったのは、外に出されただんなさんたち。
それまで叫んでた私の声がぴたりと止んで、
それなのに赤ちゃんの泣き声も聞こえなくて、
ドキドキハラハラが最高潮に。
看護師さんの「産まれました!女の子!」って声はしたけど
どうなったんだ!大丈夫なのか、赤ちゃんはどうした!

そうこうするうちに、私は、できれば切らないでほしいと思ってたけど
切らざるを得なかった会陰と、
あまりに急に赤ちゃんが降りてきて
体が追いつかずにあちこち避けてた傷を、
麻酔もきかないなか何針もチクチクチクチク縫われてました。
産む痛みは、終わったら忘れたけど
あの縫合は痛かったなぁ…( ;∀;)

やっと大きな声で泣いたひますけ。
助産師さんがそばに連れてきてくれて、
すぐに抱っこはできなかったけど
そっとさわったらなんだかジーンとして、
自然と「ありがとう、よくがんばって出てきてくれたね」と話しかけてました。

その病院では産まれてすぐは保育器で1晩すごすことになってたので
その状態でやっとだんなさんと母は赤ちゃんに会いました。

2人とも声も出なくて、ため息ばかりついてました。
良かったよかった、どっちも無事でほんとによかった。
だれが何を言ったか、全然覚えてませんが
だんなさんの何とも言えない色んなのが混ざった表情は、
今でも忘れられません。

分娩所要時間1時間58分だったそうです。
点滴を朝始めてから半日で、ドタバタしながらも無事に産まれました。
どんどん忘れていくので、覚書。

そんなひますけも、8か月になりました。
おすわりはできて、まだハイハイはできないで後ろに下がるけど
一生懸命立とうとしてキューピーさんみたいになってる毎日です。
食べるのが大好き。おしゃべりも歌も大好き。
身長が高くて、体重が平均くらいから少しずつ増えてきたので
ちょっとぽっちゃりしてきました。
動くようになったらまた締まるかなー。

授乳のこととか、そんなのはまた今度。
長々と読んでくださって、ありがとうございました。


ついに出産! 1

出産のこと。

もともと立ち合い出産の予定で、
旦那さんも出産勉強会に出席してないと立ち会えない病院だったので
仕事の都合つけてもらって、2回は一緒に勉強会に行きました。
6~7か月くらいの頃。
おなかに背負って感じる妊婦体験リュック?みたいなのがあって
旦那さんも興味あったらしく試してみました。

ずしっっ

「え・・・こんな重くてくるしいんだね・・・(;´・ω・)」

そうだよーこれが24時間毎日だからねー( ̄▽ ̄)ニヤリ
(そう言って勝ち誇った割に、毎朝トイレでおなかさわるまで
妊婦ってこと忘れてましたけども!)

近所の病院から、太っててリスク高くなりやすいので、と
早々に遠い病院に移って、片道1時間かかってました。
夏の暑い時期に、妊婦健診がだんだん間隔みじかくなって
これから毎週になるのか、しんどいな・・・と思ってましたが
臨月になる時の妊婦健診で尿たんぱくが高すぎて
妊娠糖尿病もあって、急きょ入院に!

「いや、その、仕事が、あの、入院せめてあさってにできませんか!(゚Д゚;)」
なぞの粘りにも先生は応じてくれず(当たり前)
翌日入院しました。
仕事道具たくさん持ち込んで。
産休とは名ばかりの、
つわりでたまった仕事をどうにか片付けなければ!と
焦ってたときだったので、すごい荷物でした(^^;)

それからは毎日空腹とのたたかい。
おなかすいたーーーーぐおーーーきゅるるるーーーー
日がな一日そんなこと言ってました。
そして、入院フロア以外行っちゃいけない決まり。
窓は、10cmも開きません。
だんだん煮詰まって、外の空気に触れたい!と
その10cmのすき間に顔つっこんで
すーはーすーはー(怪しい…)

2週間もすると、どうやら買い食いとかもしないし
車いすで移動する必要もなさそうだし(血圧はずっと正常値)
大丈夫だろう、と見通しがたったのか、

4階だけね!
→階段までならいいよーたくさん歩いてー!
→売店にも行っていいよ(買わないでしょ?)
→1Fまで行っていいよー受付で手続きしてきちゃってー

と、ゆるくなってきました。助かった、外の空気すえる…(T_T)
もう、自分だけのことなら買い食いしちゃってたと思うけど
子どもがちゃんと外に出てこられるように、と思ったら
過去にないほど気をつけて生活してました。
毎日体重チェックあるんですよ…
「全然おなか下がってきませんねー」(出る気ない)
を毎日繰り返すんですよ…
そりゃぁね。。。

ひたすら、「するっと出てきてねー」と言いながら
どーんとしたおなかを撫でては廊下を歩く毎日。
(と、仕事と、疲れて昼寝の日々)
予定日近くの9月になっても仕事してました(^^;)

予定日になっても何も動きがなければ、予定日翌日に
陣痛促進剤を使いましょう、という方針が9月になってから決まって、
「その日はもしかしたら陣痛がつかずに終わるかもしれない」と
ベテラン助産師さんに言われたのを
そのまま信じて、前夜だんなさんにも
「もし産まれるとしても夕方とかだと思うよ」とか気楽に言ってました。

ところがその陣痛促進剤が…

(続く)