10/29(日)~30(月)にかけて、
東急ハンズ新宿店4Fにて
認定講師たちによるワークショップ・販売イベントがありました。
ショップのお知らせコーナーや
Twitterでご案内していましたが、
こちらでは報告を写真とともにアップします。
ワークショップには生徒さんたちや
一般の方もお越しいただきました。
講習自体が初めてだった講師も、緊張しながら
とても頑張ってくれていました。
また、お話をいただいた夏前くらいからずっと
何度も打ち合わせしながら各自製作を進め、
それぞれのアイディアとセンスで
販売商品も多数仕上げてお持ちしました。
お買い上げくださったりワークショップにご参加いただきました皆さま、
お立ち寄りくださいました皆さま、
どうもありがとうございました。
東急ハンズ様、ご一緒させていただきました皆さま、
どうもありがとうございました。
講師養成コースで1年かけて課題に取り組み続け、
とてもハードだったと感想をもらしていた彼女たちですが
自分で考えたものをただ形にするだけでなく
「売ること」=「多少に関わらずお金をいただいて品物を提供すること」の
難しさと厳しさを、身をもって認識したと思います。
「作家ごっこ」や、「講師ごっこ」ではなく、
どなたかからお金をいただく以上、
紛れもなく「仕事」であること。
そこには必ず対価が発生すること。
自分がお金を支払う側なら当然と思って要求することを
自分はどうお客様に提供するのか。
やってみなければ実情は分からないと思いますが、
その意識を持つことは誰にでもできること。
人がやっている(出来ているように見える)ことは
決して簡単ではないし、不断の努力があればこその成果だと
理解するには、現実は厳しすぎるかもしれません。
今、プログラムがあって出来ていることも、
自分なりの形にするには、維持継続する確固たる想いが求められます。
仕事には浮き沈みがあって当たり前で、
来てくださる皆さまがいて、初めて講師でいられること。
「先生様」になってしまってはいけないこと。
その後、紆余曲折あって、
6月~始まったばかりのクラスを持つ認定講師が
急にやめることになりましたが
教室を持って、これからの方が大事だということも伝えきれなかったし、
いずれ独立するときのために
経験を積めるようにと思っていたことも
伝わらなかったと、忸怩たる思いです。
せめて最後の日まで、縁あって来てくださっている生徒さんたちに
つまみ細工の楽しさを伝えてほしいと願っています。
そしてこれからプロ(お金をいただいてつまみ細工の某かを提供する人)を目指す人にも
仕事としての最低限のラインと
自分の覚悟の差を比べていただきたいと思っています。
落ち込んだり悩んだりしても、
また浮上して、継続的に前に進んでいくこと。
それが実は、一番難しいことだと思います。
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